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1/5 「漫才 ダブル平民 サーヤとクロちゃん」
9/1〜10/4/2002
9/25「世相漫才:毎太くんと嘘吉くんII」 10/5〜12/1/2002
8/27「ハッカー甲子園開幕」 12/10〜2/8/2003
7/28「<イラク特措法案>可決後 大バトル開始」 2/15〜1/5/2005
6/7「世相漫才:毎太くんと嘘吉くん」
5/6「海外渡航される皆様へ 外務省からのアドバイス」
4/12教科書検定「厚い唇」は誤解を与える」
3/19「首相、戦争参加も迷信で決める」
3/18「訃報:鍋谷由起夫さん81歳=作家」
2/15「世界初の「絶叫禁止」ジェットコースター誕生」


漫才 ダブル平民 サーヤとクロちゃん

20051月5


クロ:クロちゃんで〜す。
サーヤ:サーヤで〜す。
クロとサーヤ:ダブル平民で〜す。
クロ:いやあ、サーヤさま、今年はいよいよ平民やねえ。
サーヤ:いやあ、クロちゃん、そうですねんわ。うち待ち遠しいわあ〜。
クロ:わしも待ち遠しいわあ〜。
サーヤ:ほんまに〜? うち嬉しいわ〜。(肘でクロちゃんの胸をどつく)
クロ:うっ、痛いがな。けどサーヤさま、あんた、大丈夫ですかいな。
サーヤ:なんやクロちゃん、なに心配してんねん?
クロ:いやあ、あんた長いことお姫さんやっとったさかい、ちゃんと平民になれんのか思うて。
サーヤ:大丈夫やがな。まかしといて。
クロ:そやかて庶民の嫁になったら、毎日、窓から双眼鏡覗いてバードウオッチングしてられへんで。覗きと間違われるし。
サーヤ:あほなこと言いないな。(クロちゃんをどつく)
クロ:うっ、痛いがな。
サーヤ:あんたは知らんかもしれんけど、うち、ちゃんと子供の頃から平民になる練習してたんやで。
クロ:どんな練習しててん。
サーヤ:女官とな、買い物ごっこしててん。女官が八百屋の役でな、うちが客の役で、大根買うねん。「ちょっと、おっちゃん、この大根高いわ。負けてくれんか」とか言うねん。
クロ:すごいやないか。それだけ言えたら立派な平民や。
サーヤ:ほんまに良かったわ。やっと本番に使えるわ。
クロ:すべりこみセーフやな。
サーヤ:失礼なこと言いないな。(クロちゃんをどつく)
クロ:うっ、痛いがな。
サーヤ:ほんでな、うちのお母ちゃんもいろいろ教えてくれはんねん。
クロ:ありがたいやないか。どんなこと教えてくれはんねん?
サーヤ:いや、スーパーで買い物するときはな、閉店間際は2割引きやとか、総菜は半額の見切り品が出てくるギリギリまで待った方がええとか。特売のチラシは毎日チェックしいとか。クーポンの芸術的な切り方とか。
クロ:意外と庶民的でんな。
サーヤ:毎週土曜日はパン類が全品3割引きになるさかい、朝食用のパンは土曜日にまとめ買いするとええとか。ポイントカードは100円の買い物で1ポイント付いて、500ポイントで500円の金券と交換できて、とってもお得とか。
クロ:どこのスーパーの話やねん!
サーヤ:うちの父ちゃんや兄ちゃんらと違うて、さすがに母ちゃんは、よう世間のこと知ってはるわ。
クロ:ええおかんや。
サーヤ:ほんでな、兄嫁のマサ子さんとキ子さんもいろいろ教えてくれはるねん。
クロ:どんなこと教えてくれはるねん。
サーヤ:燃えるゴミと燃えないゴミと燃えたら大変なことになるゴミの分別の仕方とか。スリッパで一発でゴキブリ叩く角度とか。回覧板の秒速の回し方とか。豆腐屋のおっさんの正しい呼び止め方とか。
クロ:豆腐屋、なんちゅうて呼ぶねん?
サーヤ:(手を振る)「ヘイ、ミスタービーン!」
クロ:ほんまかいな。
サーヤ:マサ子さんとキ子さんは嘘つきとちゃうで。(クロちゃんをどつく)
クロ:うっ、痛いがな。けど、それだけ熱心やったら、サーヤさまもええ嫁になるわ。
サーヤ:まかしといて。うちすごい自信あるねん。朝もお義母さんより早うに起きるし。毎日5時起きやで。
クロ:そんな早起きして何しはりますねん。
サーヤ:町内、ウサギ跳びで一周してからな、公園で腕立て伏せ200回、ダンベル持ってスクワット300回、腹筋200回、縄跳び100回するねん。
クロ:嫁がなんでそんなことすんねん。
サーヤ:平民の基礎体力つけんねん。いつまでも車で送り迎えしてもらえんし、重い買い物かごも自分でかつがないかんし。模様替えの時はタンスも仏壇も一人で背負って動かさないかんし。食事中のハエも箸でつまんで撃墜せないかんし。
クロ:えらいもんや。まさか上半身に平民養成ギプスはしてないやろな。
サーヤ:アホなこと言いないな。(クロちゃんをどつく)
クロ:うっ、痛いがな。
サーヤ:ほんでな、筋トレの後でな、あんたのために美味しい朝ご飯作るねん。
クロ:嬉しいなあ。メニューは何やねん。
サーヤ:豆腐とほうれん草のオムレット、厚揚げバーガー、豆腐とワカメのみそ汁、納豆ご飯と豆乳入りミルク紅茶や。
クロ:なんか豆腐ばかしやな。
サーヤ:あんた、昔、豆腐好きやて言うたがな。
クロ:わしは小野道風(おののとうふう)が好きや言うてん。
サーヤ:どっちでもええわ。大豆はカルシウムや食物繊維や代謝を促進するサポニンやなんだらかんだらほんだらで体にええねん。夕飯も豆専門でいくで。
クロ:ほんまかいな。
サーヤ:まかしといて。(クロちゃんをどつく)
クロ:うっ、痛いがな。けど、わし、残業が多いし、夕飯に帰られへんときも多いで。
サーヤ:そんなん、うちのお父ちゃんから都知事に頼んだら、すぐ帰してもらえるで。
クロ:そうはいかんわ。
サーヤ:ほな、うち寂しいてもがまんするわ。お義母さんと「野生の王国」と「動物奇想天外」と「WATARIDORI」のビデオ見ながら待ってるわ。
クロ:わしが帰るまで、寝んと待っててくれるんか。
サーヤ:当然やんか。
クロ:優しいなあ。
サーヤ:風呂沸かして、夜食作って、スクワットしながら待ってるわ。
クロ:えらいなあ、眠いやろに。
サーヤ:心配せんとき。昼寝たっぷりしてるさかい。
クロ:かかかかんにんな〜。

 

 

「まさか平民養成ギプスはしてないやろな」

 

 

 

 


世相漫才:毎太(まいった)くんと嘘吉(うそきち)くんII

20039月25


毎太:毎太で〜す。
嘘吉:嘘吉で〜す。

毎太:阪神がついにリーグ優勝したね!
嘘吉:しましたね!
毎太:道頓堀川に飛び込む人の数、すごかったねえ。
嘘吉:すごいなんてもんやおまへん。飛び込む順番待ちで戎橋から神戸まで50キロに及ぶ長い行列。
毎太:そんなアホな。
嘘吉:関西では川に飛び込んで初めて大人と認められるんだす。親も赤飯炊いて大喜び。
毎太:どこの親が喜ぶねん! しかし阪神が優勝したってことは「カーネルおじさんの呪い」は解けたのかな?
嘘吉:「カーネルおじさんの呪い」て何?
毎太:知らないの?18年前、阪神優勝で熱狂したファンが主砲バースに見立ててケンタッキー・フライドチキン道頓堀店のカーネル人形を胴上げして、そのまま川に投げ込んだんだよ。人形はそれきり行方不明。以来阪神の不振が続き、「カーネルおじさんの呪い」と言われてるんだ。
嘘吉:ほんまに。あ!・・・カーネルおじさんて、白い髭生やして黒い眼鏡をかけてる?
毎太:そうだよ、白いスーツでね。
嘘吉:昨日の夜中、僕のうちに似たような人が来たわ。
毎太:人形のカーネルおじさんが君んちに?!
嘘吉:夜中の2時頃、ドーンドーンと大木でドアを叩いてるようなすごい音がして。
毎太:傘地蔵か。
嘘吉:ドア開けたら、白い髭生やした黒眼鏡のおじさんが両手を前に出して立ってて、英語で「ハロー」と言うんだす。
毎太:人形が話すのか?! 
嘘吉:それで僕も英語で「ワタ〜シ、エーゴダメデ〜ス」と言いました。
毎太:どこが英語やねん!
嘘吉:おじさんはさらに英語で、「スイマセーン、トイレ貸シテ下サ〜イ」。
毎太:それもどこが英語やねん! それにトイレ!? カーネルおじさんて人形のくせにトイレ行くのか?!
嘘吉:青い顔して小刻みに震えてはるんで気の毒に思て、うちのトイレに案内したんだす。
毎太:おじさん歩けるのか?
嘘吉:両足キチッと揃えて、内股でピョコピョコ跳ねてたような・・・。
毎太:ウサギみたい。
嘘吉:トイレ出てから、おじさんは笑顔で「ア〜リガトゴザ〜イマシタ〜」言うて、また玄関からピョコピョコ出ていかはりました。
毎太:ピョコピョコと。
嘘吉:それで僕もピョコピョコ後をつけたんです。
毎太:君もようやるわ。
嘘吉:そしたら、あんた! ちょっと先の空き地に何百何千というカーネルおじさんが、朝礼してるみたいにギッシリあっち向いて立ってるんだす! ぼんやりとした月明かりの下、そこら中、見渡すかぎりのカーネルカーネルカーネルおじさん・・・。
毎太:不気味やなあ。
嘘吉:それがいきなり・・・
毎太:ドミノ倒し!
嘘吉:いや四列縦隊になって、全員ピョコピョコ六甲山頂に向かって行進し始めたんだす・・・。
毎太:ピョコピョコと。
嘘吉:僕はそっと列の最後尾について。
毎太:行進していったのか?!
嘘吉:ピョコピョコ付いて行きました。ほんで山頂近くまで行ったら、いきなり「ぜんたーい、止まれ!」という声がして全員立ち止まって・・・
毎太:どうした?
嘘吉:「後ろ向け後ろ!」という号令がかかり・・・
毎太:全部のカーネルおじさんがいきなり君の方へ体ごと振り向いたのか!?
嘘吉:そうだす。全員、何百何千という目が僕を見つけてギョッとした顔して。
毎太:「見〜た〜な〜〜」
嘘吉:いや、ニッコリ笑って・・・。
毎太:その方が怖い。
嘘吉:「阪神のオリジナルチキンはいかがですか?」
毎太:言ったのか。
嘘吉:言うなり全員、虎縞のローストチキンに姿を変え、肩組んで「六甲おろし」を四部合唱で歌い始めました。
毎太:アンビリーバボー。
嘘吉:ローストチキンは首もないので、「フレーフレフレフレー♪」と聞こえても、どこから声が出ているのか不明。
毎太:シュールな光景。
嘘吉:歌い終わった途端・・・
毎太:また山頂に向かって行進して行ったのか。
嘘吉:いや、今度は現役時代のランディ・バースの姿になって。
毎太:オーマイガー。
嘘吉:「エクスキューズミー、トイレ貸シテ下サ〜イ」と言うんだす。
毎太:何なんだ、それは〜〜〜〜!!

  σ σ σ

 
毎太:阪神が優勝した思たら、もう10月。秋本番だね! 
嘘吉:そろそろ節分の準備せんと。
毎太:そりゃちと気が早い。でも秋は美味しい物が多くていいね。
嘘吉:栗、柿、桃、梨、 松茸、サンマ・・・
毎太:よだれが出そう。
嘘吉: 鈴虫、こおろぎ、バッタ、いなご、赤トンボ・・・
毎太:虫は食わんぞ。やっぱり秋は松茸の土瓶蒸しとか栗御飯がいいなあ。
嘘吉:栗御飯て御飯に栗が入ってるの?
毎太:そりゃ栗に御飯が入ってるわけないだろ。
嘘吉:いや、ところによっては栗のカラに御飯を一匙詰めた物もあるらしい。
毎太:細々としてんな。
嘘吉:それを楊枝ですくって食べる。
毎太:わびしいことこの上なし。
嘘吉:「お母ちゃん、栗ゴハンて、これだけ〜?」
毎太:「ウソ子、無理言うたらあかんで。これさえ食べられん人が世の中にはようけおるんや」
嘘吉:「ほんまに〜?」
毎太:「ほんまや。そやさかい、感謝して食べや。死んだお父ちゃんもお空でウソ子のこと見てはるで〜」
嘘吉:「ほんまに〜?」 
毎太:「ほんまや」
嘘吉:「ごめんな、お母ちゃん。わがまま言うて」
毎太:「ええから、さっさとおあがり。明日は一匙のゴハンも食べられへんかもしれんし」
嘘吉:「ほな、いただきま〜す」
毎太:ううう・・・・。
嘘吉:自分で作った話で泣くな〜!!!
毎太:ううう・・・・でもウソ子がかわいそーで、かわいそーで、ううう。
嘘吉:ウソ子はな、そうやって強く生きていくんだよ。栗ゴハンとは名ばかりの栗カラゴハンで。
毎太:ウソ子は大丈夫か、そんな粗末な食生活で。
嘘吉:ウソ子は意外と長生きするんだよ。長寿世界一でギネスにも載るんだ。
毎太:徳之島のギネス婆ちゃん以上に長生きするのか。
嘘吉:そうだよ。毎朝ヨーグルトしか食べないカスピ海の爺さんだって、軽く100まで生きるんだ。栗カラゴハンが負けてたまるか。
毎太:競争心満々だな。
嘘吉:おまけにウソ子は心肺機能と新陳代謝、血液中のコレステロール抑制力に優れ、100歳すぎても目も足もビンビン達者。105歳でエベレスト最高齢単独無酸素登頂、110歳でグレン大佐を越えて最高齢単独無酸素宇宙飛行士だ!
毎太:栗カラゴハンでなあ。ようやるわ。
嘘吉:115歳で「栗カラゴハンで単独無酸素上手」という自伝まで出版。またたくまにベストセラー。
毎太:ドクター中松もビックリ。
嘘吉:120歳で50年下のカーネル・サンダースそっくりの若い男と不倫騒動の末、最高齢単独無酸素妊娠。
毎太:いったいどんな子が産まれたのか。
嘘吉:それが生まれた途端、内股でピョコピョコ跳ねて・・・
毎太:オーマイガー。
嘘吉:「エクスキューズミー、トイレ貸シテ下サ〜イ」と言うんだす。
毎太:何なんだ、それは〜〜〜〜!!!!!!

 

 

 

 

嘘屋メールマガジンQUICKUSOYA 9/30/03号に「しーもすくんと小猫さん」として掲載。

 

 

 


「ハッカー甲子園」開幕 

20038月26


 アナウンサー(以下アナ)「全国一千万人のハッキング・ファンの皆様、こんにちは。2003年8月24日、日曜日。さわやかに晴れ上がった夏空の下、第一回経済産業省主催全国青年ハッカー選手権大会、別名『ハッカー甲子園』が開幕しようとしております。ここ兵庫県西宮市の甲子園球場には地方大会を勝ち抜いた全国の高校、高専、専門学校生チーム、計四十九校がまもなく勢ぞろい。グラウンドに設置されたパソコンネットワークを使い、二日間に渡る死闘を繰り広げようとしております。

 『ハッカー甲子園』はシステム防護の優秀な技術者発掘を目的とした世界初の催しで、各チームは自分のサーバーにあらかじめセキュリティー上の穴を開け、相手サーバーの穴を探して侵入、システムをコントロールできるかどうか競い合います。 自分のシステムを「攻撃」から守りながら、相手の「防御」をいかに突破できるかが高得点のポイント。成績優秀チームは経産相が表彰し、優勝者はコンピューター研究で有数の米プリンスメロン大へ国費留学生として派遣される事が決まっております。

 午前九時。高らかなファンファーレの音とともに、代表選手たちが入場行進を開始致しました! 綿シャツによれよれジーンズ、スニーカー、ボサボサの髪に眼鏡といった姿が典型的なハッキング健児たち、夏だというのに青白い顔が目立ちます。足並みもパラパラと揃わず、県大会優勝旗を重そうに引きずりながらやっとの思いで行進している様子。・・・彼らはめったに炎天下を歩く機会もないのでしょうか、解説の日本マックラソフト社開発部チーフ・プログラマーの山田さん?」

山田「あるわけないです。ハッカーなんてオタッキーの王者、言わば引きこもりですから。・・・しかし、ハッキングの試合に屋外、しかも炎天下の野球場を選ぶなんて、経産省は何を考えてるんでしょうねえ」

アナ「『ハッカー甲子園』っていうからには『甲子園』、という考えからではないでしょうか?」

山田「単純きわまりない、所詮はお役所仕事です。しかし高校野球が終わったとはいえ、阪神がよく2日間も球場を提供したもんです」

アナ「やはり今年の阪神は余裕があるんでしょう。・・・さて小一時間もかかって全員がやっと整列致しました。ハッキングの名門、神奈川県代表、灯光IT(アイ・ティー)学園の安井順主将が蚊の泣くような声で選手宣誓です。

『全国のハッキングを愛する若人ハッカーの思いを背負い、我々は技術の全てをぶつけることを誓い・・・』

あっ、宣誓の途中で地面にクラクラ〜と倒れる安井くん、貧血でしょうか!? スタンドの観衆から悲鳴のようなため息が聞こえます。ああ、安井君だけじゃない! あちこちで貧血者が担架で運ばれていきます。ああ・・・さすがに体力ないですねえ」

山田「あるわけないです。ハッカーなんてオタッキーの王者、言わば引きこもりですから」

アナ「しかし、今やプログラミングに優れた技術オタッキーは時代の花形。世界的にスマートで明るいハッカーが増えてると聞いてますけど」

山田「(笑)ちょっとあなた・・・ハッキングなんて昼日中に明るい健全な少年がすると思いますか?」

アナ「昼日中に明るい健全な少年がしちゃ駄目ですか?」

山田「絶対しません。夜中に一人、布団から起き出してコソコソ罪悪感を持ってやるからこそ、ハッキングの醍醐味があるのです」

アナ「山田さんも学生時代は夜中に一人でなさいましたか?」

山田「(笑)いや、私の学生時代は石器時代ですから。夜中に一人で罪悪感を持ってやるのは別の・・・」

アナ「(笑) ・・・開会式がようやく終了し、マウンドとバッターボックスに、それぞれ競技用パソコンが設置されました。・・・さあ記念すべき『ハッカー甲子園』開幕第一戦、神奈川・灯光IT学園対愛媛・松山電商戦の火蓋が切られました! 灯光IT学園の先発は、さきほど貧血で倒れた主将の安井君。今、担架で運ばれて来ました。大丈夫でしょうか? 安井君、フラフラ〜と夢遊病者のように立ち上がり、甲子園球場マウンドに設置されたパソコンの前に座ります。あ、安井君、生き生きしてきました! マウスに触るやいなや青白い顔に別人のような赤みが・・・」

山田「彼は真性おたくです。人間よりパソコンに恋するタイプです」

アナ「安井君といえば、忘れもしない二年前、学校のパソコンから防衛庁のホームページに不正アクセス、防衛庁長官の写真をドラエモンに改ざんしたことがありましたねえ」

山田「ああ、あの子か。お咎めはなかったんですか?」

アナ「校長が謝ってすんだみたいです」

山田「(笑)まあ防衛庁長官とドラエモンじゃ、似たようなもんですけどね」

アナ「(笑)・・・復活した安井君、得意のユニックスを生かして松山電商サーバーへの内角を丁寧に突きたい所。安井君に対する松山電商一番打者は、甲子園入りしてからハッキングに本来のキレが戻った主将の川本君です。川本君、バッターボックスに設置されたパソコンの前に座りました。川本君のハッキング打率は7割4分3厘と、安井君の6割2分3厘を大きく上回り、破壊力も十分。特にサーバーの穴を見つけるのには定評があり、要注意です 」

山田「・・・確か川本君って、中学の時に米大使館のサイトに不正侵入、オリジナルの画像をピカチュウのイラストに換えた子じゃないですか?」

アナ「ああ、あの川本オサム君ですか? 当時は随分話題になりましたねえ」

山田「うーん、川本君は優勝しても、留学はできませんね。米国ビザはまず無理でしょう」

アナ「そうですか・・・。まあ日本にとっては優秀な人材が海外流出しなくて安心だともいえますが。あ!たった今、松山電商・川本君、灯光ITの右翼サーバーに目の覚めるような先制ヒット!侵入成功で先手点を挙げました! 対する灯光ITは、安井君が松山電商サーバーに入れず苦しんでいます。 川本君、すでに灯光ITのシステムをコントロール、改ざんを開始しました。・・・苦戦する灯光、ここで代打の登場です。まだ1年生の博多優一君です」

山田「まあ可愛い! クレヨンしんちゃんソックリの顔してますね」

アナ「手元のデータによりますと、博多君のハッカー打率何と9割9分9厘。参加者中第一位です。愛読書は『ザ・ジョイ・オブ・ハッカー・セックス』」

山田「(笑)可愛い顔してすごいものを」

アナ「さあ博多君、攻撃開始・・・・あ、入った、入りました! いきなりホームラン! 無敵の松山電商左翼サーバーにわずか1秒で侵入に成功しました!」

山田「可愛い顔してすごい奴です。彼は脳内で瞬間的に脆弱なシステムを探り出したんですね!」

アナ「博多君さっそく改ざんを開始。どんどん書き換えていきます。松山電商、手も足も出ません。凄いスピードです、超人的なスピードです、キーボードを打つ指が速すぎて肉眼では見えません! 人間業とは思えません! ロボットか人間か!?」

山田「あ、あの博多君か、今思いだした! 彼はほら、5年前、アメリカの小学校のパソコンから米マックラソフト「ウィンダス」の脆弱性を突いたハッキングをして、米連邦準備銀行(Federal Reserve Bank) のシステムを24時間アクセス不能にする騒動を起こしましたよ」

アナ「そうそう、そんな事件がありましたねえ。大手商社ニューヨーク駐在員の息子の仕業だとわかった時は大変でした」

山田「あれでうちは大損害。博多君一家は日本に強制送還され、警視庁ハイテク犯罪対策センターにも書類送検されたはずです。以後、ハッキングは御法度になったはずでしたが・・・」

アナ「ハッキングの名門、灯光に入ったのは、やっぱり止められなかったんでしょう。まあ止めるには惜しい才能というか病気というか」

山田「いや、あの事件さえなけりゃ大した逸材です。顔も可愛いし、うちに来て欲しいくらい。(笑)しかし、なんか・・・スネに傷持つ参加者が多いですね、ハッカー甲子園て・・・」

アナ「(笑)そうですか? (1時間経過) ・・・さあ試合終了のサイレンが鳴った! 博多君の大活躍で灯光ITの逆転大勝利です! 灯光ITナイン、大喜びで抱き合っています。ポールに灯光ITの校旗が高々と昇り、校歌斉唱。選手の唱う爽やかな歌声を聴きながら、破れた松山電商ナイン、泣きながら甲子園の電磁波を拾って去っていきます・・・。さようなら、白球、いや、ハッキングを追う健児たち。ハッキングに磨きをかけてまた来年、甲子園で会いましょう。スタンドからも暖かい声援と拍手が送られております。いやあ感動的な試合でしたねえ、山田さん」

山田「ええ・・・でも今思いだしたんだけど・・・」

アナ「なんでしょう?」

山田「ハッカー甲子園て・・・今年は中止になったんじゃなかったっけ・・・経産省が『システム不正侵入を煽るコンテストだと誤解された』とか言い出して」

アナ「(笑)そう言えばそうでしたね」

山田「じゃあ、これはいったい・・・あれ? グラウンドに誰もいない・・・みんなどこ行ったの?」

アナ「では中継はこのへんでお別れです。解説の山田さん、今日はありがとうございました」

山田「あの・・・」

アナ「全国一千万人のハッキング・ファンの皆様、そしてハッカーの皆さん、もし運が良ければ『ハッカー甲子園』二日目でお会いしましょう。ここ甲子園球場、若人の汗と涙、そして栄光のハッカー甲子園からお別れです。たぶんまた明日、さようなら。(そそくさと帰り始める)」

山田「あのちょっと、どこ行くの、貴方・・・」

アナ「さ、山田さん、急いでっ!」

山田「急ぐって・・・」

アナ「早く逃げないと捕まりますよ! 甲子園ハッキング、いや、甲子園ジャックしてやってんだから、これ!(逃げ出す)

山田「うわあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!(後を追う)

 

 

 

 

 

「全国一千万人のハッキング・ファンの皆様、こんにちは」

 

 

 

 


<イラク特措法案>可決後 大バトル開始

20037月28


 25日午後5時半から参院外交防衛委員会が再開され、「応援」議員や傍聴人ら約200人で埋まる中、与党側がイラクへの自衛隊派遣を可能とするイラク復興特別措置法の強行採決を行った。これに先立ち、野党4党が共同提出していた少泉内閣不信任決議案が、午後の衆院本会議で否決された。

 “ゴング”が鳴ったのは午後7時半。少泉首相が退席し、遅松委員長が質疑の終了を宣告した直後だった。参院委員会室に突如として北海道名産の産地直送販売ワゴンが現れ、販売員が投げ売りを開始。新鮮な夕張メロンや生きているタラバガニ、ウニ、イクラなどが市価より5割〜6割安で売られ、中元シーズンとあって議員同志が腕を掴み、足を引っ張って取り合う大バトルとなった。

 その後、騎馬合戦が小1時間ほど続いたが、やはりバーゲン馴れした主婦層が底力を見せ、自由党の盛ユーコ議員(44)が大躍進。男性議員の頭をヒョイヒョイと八艘飛びして販売ワゴン前に到達し、同じく中元用の夕張メロンを狙う現役プロレスラーの大魔仁議員(45)と正面から激突した。

 議員はメロンを我が物にしようとする大魔仁議員を、まず肩の上に飛び乗ってボディープレス。引きずり降ろそうとする与党議員らにスカートを引き裂かれながらも、太もも全開の右飛び膝蹴りで反撃。さらに毒舌を吐きながら大魔仁議員に強烈な頭突きと肘鉄で致命傷を与え、悠々とメロン数個を持参の買い物袋に詰めこんだ

 尚、この間、遅松委員長は与党議員らに担がれて無事に避難したが、民主党の峪議員(66)は足を引っ張られて倒れ、胸などを強く打って病院に運ばれた。

 

 

盛議員(右上)。足を引っ張られているのが峪議員。床上はチャンスとばかりに逃げ出すタラバガニ。参院外交防衛委員会で。

*クリックすると拡大イメージに

 

 

 


世相漫才:毎太(まいった)くんと嘘吉(うそきち)くん

20036月7


毎太:毎太で〜す。
嘘吉:嘘吉で〜す。
毎太:しかし困ったもんだ。漫才やってくれって頼まれたけどアイデアが浮かばないよ。
嘘吉:ZZZZZZZZZZZZZ・・・
毎太:おいおい、いきなり寝るなっつーの!
嘘吉:いや、寝たらなんか思いつくんちゃうかなと思て。
毎太:いきなり関西弁かよ。
嘘吉:そやかて漫才は関西弁でした方がおもろいやんけ。
毎太:「やんけ」とはなんだい、「やんけ」とは! しかし君が関西弁使えるとは意外だね。
嘘吉:ミーはおフランスの河内育ちやさかいに。おみゃー知らんかったんけ?
毎太:シェー! ちっとも知らんかったざます! しかし関西と言えば、こ ないだのSARS騒動はすごかったね。 
嘘吉:ほとんどパニック状態。地下鉄の吊革まで消毒してからに。
毎太:「鎖国しろ!」なんて言う人までいたよね。
嘘吉:関西空港じゃ「SARS」と書いた絵を踏まんと入国もでけへん。
毎太:おいおい。
嘘吉:入国したさに無理に踏んでしまう「転びSARS」が続出。
毎太:してないって。
嘘吉:道歩いてても、「SARS!」と一声叫んだだけで回りの人が去るず。
毎太:しょうもない駄洒落を。しかしそれで強盗する悪い奴が中国にはいる らしいよ。 
嘘吉:「俺はSARSだ。金を出せ、ゴホン!」咳しただけで大金がドバ〜!
毎太:そう上手くは行かんだろ。でも台湾じゃマスク不足で大変だってね。
嘘吉:マスクがないからブラジャーまでマスクにしてるんやて。
毎太:予防が必要だからな。
嘘吉:恋人同志でもマスクの上からキスするらしいで。
毎太:嘘のようなホントの話。
嘘吉:結婚式でもマスクが離されへん。
毎太:ウエディングドレスにマスクか・・・まあ色は合ってるけどね。
嘘吉:ベッドインもマスク込み。
毎太:そこまでするのか。
嘘吉:服は脱いでもマスクは脱がず。板垣死すともマスクは脱がず。
毎太:板垣退助にマスクさせんなよ。
嘘吉:「天は顔の上にマスクを作らず。鼻の下にはマスクをすべし」ってなもんで。
毎太:どっかで聞いたような台詞だな。
嘘吉:「ボーイズ・ビー・マスク、少年よ、マスクになれ!」
毎太:少年がマスクになってどうすんだよ。
嘘吉:「Mehr Mask! もっとマスクを!」ゲーテも死ぬ直前に訴えた。
毎太:訴えてねえって!
嘘吉:なにしろ初夜のベッドで、無理に新妻のマスク取ろうとして殺傷ざたに なったカップルまでおるんやて。
毎太:ほんとかよ。
嘘吉:「貴方やめて! 後生だから!」嫁ハンが泣いて頼む。そこを婿ハンが 無理矢理マスクをビリーッ。「オーマイガーッ!!」婿ハンと嫁ハンが同時に叫ぶ! 
毎太:どしたんだよ。
嘘吉:見たこともない女性が目の前に!
毎太:アンビリーバボー。
嘘吉:どこで誰と間違えたのか。
毎太:本物の嫁ハンはどこに消えたのか。
嘘吉:いや、どうやら嫁ハンのマスクはずした顔を見たことなかったというのが真相らしいわ。
毎太:そりゃ怖い。ぞぞっ!
嘘吉:ぞぞぞっ!
毎太:ぞぞぞぞぞっ!
嘘吉:ぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
毎太:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
嘘吉:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
毎太:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ・・・いつまでこれ続くの?嘘吉:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ・・・さあ、ず〜〜っと続くんとちゃうか? ず〜〜っ・・・
毎太:さあ、ず〜〜・・・SARS かよ! しょうもない駄洒落をまた・・・
嘘吉:ZZZZZZZZZZZZZ・・・
毎太:おいおい、漫才しながら寝るなっつーの!
 
 
                                           σ σ σ
 
 
毎太:早いね。もう6月だ。梅雨入り間近。
嘘吉:梅雨が明けたらもうお正月。
毎太:そりゃ気が早すぎる。でも中国じゃSARS騒ぎも一息ついたってね。
嘘吉:ジャコウネコ科のハクビシンの持ってるウイルスが原因やねんて。
毎太:ジャコウかマイケル・ジャクソンか知らんが、あんまり変わったもんは 食わねえに限る。
嘘吉:マイケルだけは絶対食べたらあかんで。こらっ、やめときなさいって!
毎太:誰がマイケル食べてんだよ。しかしハクビシンは日本の関東地方に結構生息してるんだってね。元々は外国産らしいけど。
嘘吉:あっ!
毎太:な、なんだよ。
嘘吉:ハクビシンて鼻の真ん中に白い線入ってる?
毎太:そうだよ。ハクビシンは漢字で「白鼻芯」て書くんだよ。どっかで見たのかい?
嘘吉:昨日、うちの庭石の上で昼寝してはったわ。  
毎太:ハクビシンが君んちの庭に!?
嘘吉:ほんでな、僕、アライグマかと勘違いして。
毎太:どしたんだよ。
嘘吉:「ラスカルくん、こんにちは!」と声かけてしもた。
毎太:「あらいぐまラスカル」か。そしたら?
嘘吉:目を覚ましたハクビシンがじっと僕を見つめて、「何かご用ですか?」と冷静な表情で言うんだす。
毎太:ハクビシンが言葉を話すのかよ!? アンビリーバボー。
嘘吉:意外とインテリ風でした。黒縁の眼鏡かけて。
毎太:新聞でも読みそうだな。
嘘吉:株式新聞持ってたような。
毎太:投資家かよ。ハクビ信金勤務とか。
嘘吉:僕は、「いや、別に用というほどの用はないんですが」と答えたんだす。
毎太:お前もやけに丁寧だな。
嘘吉:そしたらハクビシンが会釈して、「すいません、ちょっと息抜きさせてもらってます」と言うんだす。
毎太:ますます丁寧だな。
嘘吉:それからマタタビ入りのタバコを一服して・・・
毎太:喫煙猫。
嘘吉:二人で小泉内閣のデフレ対策について熱い議論を交わしました。
毎太:最近の猫もやるねえ。
嘘吉:小一時間ほどしてから、ハクビシンは「じゃ、そろそろ失礼します」言うて、またペコリとお辞儀をして・・・
毎太:最後まで礼儀正しい。
嘘吉:ご丁寧に去り際に一発かましていかはりました。
毎太:オーマイガ〜。
嘘吉:その破壊力の凄いこと! 辺り一面真っ黄色。僕の目の前真っ暗。あれは動物に姿を借りた生物化学兵器だったに違いおまへん!
毎太:そりゃたぶんハクビシンじゃなくてスカンクだったんじゃねえか? しかし関東地方に日本語話すスカンクがいるとは知らなかったな。
嘘吉:おかげで僕の鼻はマイケル・ジャクソン状態。昨日からず〜〜っ・・・
毎太:壊滅してるってか。
嘘吉:ZZZZZZZZZZZZZ・・・
毎太:また! 漫才しながら寝るなっつーの!!
 

 

 

 

嘘屋メールマガジンQUICKUSOYA6/3/03号に「しーもすくんと小猫さん」として掲載。

 


海外渡航される皆様へ 外務省からのアドバイス

20035月5


  世界保健機関(WHO)は3日(日本時間4日)現在の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の世界での感染状況を、死者数435人、感染者(感染可能性例を含む)数6234人と発表しました。感染地域に海外渡航を予定されている方は、うがい・手洗いの励行等SARS感染予防に厳重な注意をお願い申し上げます。 

 尚、中国政府の発表によりますと、先月末までに世界94カ国が新型肺炎(SARS)感染防止のため中国人へのビザ発給を一時停止しているそうです。このようにSARSに対して各国が警戒を強めている現在、各地で中国人のみならず、マスクをしたアジア人全体をSARS感染者と見なし、レストランや劇場への入場を拒絶したり、合席を断わるなど、不愉快な「アジア人外し現象」が報告されています。

 そこで外務省では、風邪、喘息、花粉症、慢性気管支炎、その他の持病で始終咳こむ方、マスクを愛用なさる方に、海外渡航の際、以下のデザインのシャツ(外務省オリジナル)を着用して航空機内や現地の人に気配りすることをお勧めしています。製品はすべて外務省推薦の国産・綿100%でSS、S、M、L、XL、XXLの男女共用6サイズ。色は、白、黒、抹茶、あずき、コーヒー、ゆず、桜、の青柳ういろう七色で、半そで、長袖、七分袖、ノースリーブ、提灯袖、キモノ袖、と取り揃えてございます。

 ご購入は各都道府県の旅券申請科・外務省インターネット(http://www.gaimu.go.jp/)までお気軽にどうぞ。明るく楽しい海外旅行のお供に、是非お買い求め下さいませ。(今、ご購入になりますと、希望者のみ川口外務大臣のサイン入りマスクをプレゼント)

 

 
「I'm from Japan! (日本から来ました)」

このシャツは日本が公式のSARS感染者を出していない今(5月5日現在)だけ有効です。アジアの感染各国で着ると、嫌味にとられることもあるので注意して下さい。イラクやシリア、パレスチナなどアラブ諸国での着用はしばらく避けた方が賢明です。

単価1980円(消費税込み) 商品番号#001

 「Be calm! SARS does not kill children.(安心しなさい。SARSで子供は死にません)」

SARSの子供の患者は圧倒的に少なく、感染しても12歳以下の死亡例はまだありません。咳の出る方で、現地の子供と接する機会に特にお勧めです。ただ、子供の親に嫌がられることもあるので着用の際は厳重な注意を心がけて下さい。

単価2480円(消費税込み)  商品番号#002

「Yes, I am coughing and am wearing a mask. Because I have Chronic Bronchitis. So, please don't panic.(はい、私は咳をしてますし、マスクもしています。なぜなら私は慢性気管支炎だからです。ですから、どうか大騒ぎしないで下さい)」

少しくどいですが、理不尽なほど白い目で見られる状況下でのみ着用してください。周囲の同情を少しは得られるかもしれません。

単価2980円(消費税込み)  商品番号#003

「乳酸菌飲料 ヤクルト」

SARSに対する免疫力がつくというデマから、香港でヤクルトが大流行しています。このシャツが貴方や周囲の人を感染から守る保証はゼロですが、これを見て貴方への警戒心を解き、微笑みかける人はいるかもしれません。

単価998円(消費税込み)   商品番号#004

周囲の状況を把握した上で慎重にご利用下さい。シャツ着用によって発生する如何なる問題について、当局は一切関知しておりません。

 

 

 

 

 


教科書検定「厚い唇」は誤解を与える。出版社が修正

2003年4月12日


 2002年度の教科書検定で、東凶書籍の「リーディング(英語)」の黒人の挿絵に「厚い唇を誇張し、黒人を侮辱しているという誤解を与えるおそれがある」と検定意見が付き、出版社が唇を薄く修正していたことが昨日、判明した。

 さらに同社が昨年、「現代社会」のアフリカ人の挿絵に「鼻の穴に骨を通した全裸の黒人がゾウに乗ってライオン狩りをしている絵」を使い、エジプト人の挿絵に「ラクダに乗ってピラミッドのある月の砂漠を行くツタンカーメン風の横顔の男の絵」を使い、インド人の挿絵に「頭にターバンを巻いた男が笛を吹いてコブラを踊らせている絵」を使い、ロシア人の挿絵に「ウオッカで酔っぱらった毛皮帽子の大男がコサック踊りをしている絵」を使い、イタリア人の挿絵に「ゴンドラに乗ってスパゲッティを食べている色男がオペラを唄ってガールハントする絵」を使い、ドイツ人の挿絵に「ネオナチのスキンヘッド男がソーセージを食べながらビールを飲みサッカーボールを蹴る絵」を使い、アメリカ白人の挿絵に「インディアンに火あぶりにされ、頭の皮をはがされているカウボーイの絵」を使い、中国人の挿絵に「筒袖の服を着た細目で弁髪の男が両手を輪にして挨拶している絵」を使い、日本人の挿絵に「カメラをぶら下げた黒ぶちメガネ、出っ歯のチョンマゲの男が富士山を背景に芸者と混浴している絵」を使い、これらすべてに教科書検定から意見がついて修正したことが発覚した。

 これについて東凶書籍の筋賀徹編集長は、「決して民族をステレオタイプにあてはめたつもりはない。固有の特徴を押し出し、それを誇りにしようというのが今の世界的な流れ。文科省は神経質すぎる」と弁明している。

 

 

 

 

 


首相、戦争参加も迷信で決める

2003年3月19日


  少泉首相は17日、米国が同日で安保理協議を打ち切ると決めたことについて「先週、官邸の庭で四つ葉のクローバーを見つけた時から米国を支持している。武力行使は可能だと思う」と述べた。

 首相は13日、小澤自由党党首と会談した際に、国連安全保障理事会の決議なしで米国がイラク攻撃に踏み切った場合の賛否を問われた時も、「昨夜ミミズに小便をかけておちんちんが腫れたから、米国との協調主義と国連中心主義を両立させていく」と回答。首相の迷信に頼る態度に閉口した小澤氏から「戦争参加を迷信で決めるというのは、夜、爪を切って親の死に目に会えないほどに無分別だ」と批判を受けたばかりだった。

 一方、首相は会談が米国への武力協力を前提に進んだ事に関して「上の歯が抜けたのに屋根に投げ、下の歯が抜けたのに縁の下に投げてしまい、トイレにはまったような感じ」と激怒。イライラが頂点に達したのか、会談について質問する記者団に対しても、「夕飯を食べた後すぐ寝ると牛になると言って悪いかっ」と声を荒げた。首相はさらに国連決議なしの武力行使が国連憲章違反に当たるかどうかについては、「さっき黒猫が前を通ったから何とも言えない 」と前言を撤回した。

 毎回言う事が違う首相の対応に、この日も野党党首から強烈な批判が噴出。民主党の須加代表との会談に同席した岡目幹事長は、「民主党は雷が鳴ったらヘソを隠す。武力行使には反対だと述べた。しかし首相からは、朝、クモを殺したから悪い事が起こるかもしれないという回答しか貰えなかった」と述べ、「部屋の中で帽子を被ってハゲになった宇宙人と話しているみたいだった」と、迷信に頼りきった首相の出方に不安を募らせている。

 

 

 

 

 

 


訃報:鍋谷由起夫さん81歳=作家

2003年3月18日


 「なべやきの新人」の一人で、なべやきうどんをテーマにした小説で知られた作家の鍋谷由起夫(なべや・ゆきお)さんが15日、なべやき性胃がんのため千葉県鍋焼町の自宅で亡くなった。81歳だった。

 鍋谷さんは1922年(大正11年)に杉並区鍋屋横町に生まれ、中学卒業後、都内のうどん屋に勤務する傍ら同人誌「なべやき文学」に参加。56年、小説「なべやきうどん」で芥川賞を受賞し、同世代の鍋行淳之介、鍋岡章太郎氏らと並んで「なべやきの新人」と呼ばれた。

  鍋谷さんは、なべやきうどんを題材にしたカツオ出し風味の小説や、なべやき性卵巣がんで亡くなった妻を描いた「なべやき卵の微笑」のほか、「なべやきの達人」「なべやきの巨匠たち」など、優れたなべやき評伝を次々と発表。薄味のさっぱりとした人柄は濃い口の多い文壇でも異彩を放ち、各地のうどん屋との火が通った具沢山な交流でも知られた。

  尚、故人の遺志により葬儀は土鍋形式で行われ、遺体は、だし汁、鶏肉、うどん、ねぎを加えた後、一煮立ちさせ、卵をおとした末、荼毘に付されるという。

 

 

 

 

第5回嘘つき特訓「地獄の14日間」参加作品


世界初の「絶叫禁止」ジェットコースター誕生

2003年2月15日


「ジェットコースターに乗っている間、大声で叫ばないで下さい。叫ぶと罰金が課せられます」。前楽園遊園地そばに先月オープンしたばかりの新レジャー施設、「ラクーダ」(東京都文京区春目)の入り口に立てられたこの看板を見て、驚かなかった人はいないに違いない。

 東京ドーモ社が経営する「ラクーダ」の開園前、ジェットコースターの機械音に絶叫音が加わると「騒音規制値を超えるのは明白」として、周辺の住民ら百余名が絶叫の騒音対策を求める公害調停を東京都公害審査会に申請、防音壁の設置や営業時間の短縮を要求していた。しかし、東京ドーモ社は話し合いを繰り返し回避し、住民側は同社の逃げ腰の応対にしだいに激高、ついには緊急に対処しない場合は開園中止との法的訴えに出た。驚いた東京ドーモ社はそこで初めて話し合いに応じ、数回代表者間で話し合いが持たれた末、妥協策として生み出されたのが「絶叫禁止ジェットコースター」の誕生だったという。住民代表の音羽静代表(47)は、「都市部最大級のジェットコースターで昼夜絶叫が響き渡るのは確実。我々は生活して行く上で耐えられなかった」と語る。

 しかし乗客の側に立ってみると、ジェットコースターに乗っている間、「大声で叫ばない」のは決して楽な事ではない。「ラクーダ」の観覧車とその中心をくぐる全長1500m、最大落下角度90度、最高時速150kmのコースターはスリル満点。どんなに度胸の良い人でも無意識に絶叫してしまうのが人情というもの。そこで考え出されたのが宇宙服にあるような金魚鉢型の消音ヘルメット。プラスチックで出来たこれをピッタリと頭に被ると、自分の声が耳に響き渡るだけで外の音は完全にシャットアウトされ、外の人間にも自分の声は全く聞こえない。記者は試しにヘルメットを被ってコースターに乗ってみたが、まるで静寂な宇宙空間でロデオをしているようで周囲との一体感はまるでなく、不思議な無情感に襲われた。他の乗客にインタビューしてみても、「むなしい」「寂しかった」「自分の声がうるさかった」という不満足な回答が目立った。

 閉塞感を嫌ってヘルメットを拒否する乗客には、ボクシングの「マウスピース」やタオルで出来た「猿ぐつわ」が準備されており、マウスピースを口に入れてタオルでぐるぐる巻きに口を覆うと、「ウ〜〜〜」といううめき声は出ても、「ギャ〜〜!!」と絶叫する心配はない。ただ女性客の中には「化粧が落ちる」、「ヘアスタイルが乱れる」、「うっとおしい」と拒絶する人も多く、子供たちにも「見た目が怖い」と不人気。ジェットコースターで日ごろのストレスを発散したいアドレナリン渇望族にも、絶叫禁止では何のために金を払ってまで乗るのか意味がないと非難轟々だ。乗客の不満を横目に見ながら東京ドーモ社の大口忍・広報長は、「うちでできる事は全部した。後は乗客同士で口を押さえ合ってもらうしかない」と語る。

 同社の努力は功を奏し、「ラクーダ」周辺は機械音が響くだけで遊園地があるとは信じがたいほどに静かだが、「叫べない」乗客側の心理的、肉体的な負担は予想以上に大きい。昨日は、ヘルメット着用を拒絶し、「叫ばない」と天に誓った中年男性が下り坂で絶叫して罰金徴課され、消音ヘルメット内で呼吸困難に陥いった中年女性とマウスピースを誤って飲み込んだ老人が救急車で運ばれている。「ラクーダ」の今後の進展は集客率も含めて予断を許さないようだ。

 

 

 
「絶叫禁止」

 

 

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