サーヤ:心配せんとき。昼寝たっぷりしてるさかい。
クロ:かかかかんにんな〜。
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「まさか平民養成ギプスはしてないやろな」 |
世相漫才:毎太(まいった)くんと嘘吉(うそきち)くんII
200
3年9月25日
毎太:毎太で〜す。
嘘吉:嘘吉で〜す。
毎太:阪神がついにリーグ優勝したね!
嘘吉:しましたね!
毎太:道頓堀川に飛び込む人の数、すごかったねえ。
嘘吉:すごいなんてもんやおまへん。飛び込む順番待ちで戎橋から神戸まで50キロに及ぶ長い行列。
毎太:そんなアホな。
嘘吉:関西では川に飛び込んで初めて大人と認められるんだす。親も赤飯炊いて大喜び。
毎太:どこの親が喜ぶねん! しかし阪神が優勝したってことは「カーネルおじさんの呪い」は解けたのかな?
嘘吉:「カーネルおじさんの呪い」て何?
毎太:知らないの?18年前、阪神優勝で熱狂したファンが主砲バースに見立ててケンタッキー・フライドチキン道頓堀店のカーネル人形を胴上げして、そのまま川に投げ込んだんだよ。人形はそれきり行方不明。以来阪神の不振が続き、「カーネルおじさんの呪い」と言われてるんだ。
嘘吉:ほんまに。あ!・・・カーネルおじさんて、白い髭生やして黒い眼鏡をかけてる?
毎太:そうだよ、白いスーツでね。
嘘吉:昨日の夜中、僕のうちに似たような人が来たわ。
毎太:人形のカーネルおじさんが君んちに?!
嘘吉:夜中の2時頃、ドーンドーンと大木でドアを叩いてるようなすごい音がして。
毎太:傘地蔵か。
嘘吉:ドア開けたら、白い髭生やした黒眼鏡のおじさんが両手を前に出して立ってて、英語で「ハロー」と言うんだす。
毎太:人形が話すのか?!
嘘吉:それで僕も英語で「ワタ〜シ、エーゴダメデ〜ス」と言いました。
毎太:どこが英語やねん!
嘘吉:おじさんはさらに英語で、「スイマセーン、トイレ貸シテ下サ〜イ」。
毎太:それもどこが英語やねん! それにトイレ!? カーネルおじさんて人形のくせにトイレ行くのか?!
嘘吉:青い顔して小刻みに震えてはるんで気の毒に思て、うちのトイレに案内したんだす。
毎太:おじさん歩けるのか?
嘘吉:両足キチッと揃えて、内股でピョコピョコ跳ねてたような・・・。
毎太:ウサギみたい。
嘘吉:トイレ出てから、おじさんは笑顔で「ア〜リガトゴザ〜イマシタ〜」言うて、また玄関からピョコピョコ出ていかはりました。
毎太:ピョコピョコと。
嘘吉:それで僕もピョコピョコ後をつけたんです。
毎太:君もようやるわ。
嘘吉:そしたら、あんた! ちょっと先の空き地に何百何千というカーネルおじさんが、朝礼してるみたいにギッシリあっち向いて立ってるんだす! ぼんやりとした月明かりの下、そこら中、見渡すかぎりのカーネルカーネルカーネルおじさん・・・。
毎太:不気味やなあ。
嘘吉:それがいきなり・・・
毎太:ドミノ倒し!
嘘吉:いや四列縦隊になって、全員ピョコピョコ六甲山頂に向かって行進し始めたんだす・・・。
毎太:ピョコピョコと。
嘘吉:僕はそっと列の最後尾について。
毎太:行進していったのか?!
嘘吉:ピョコピョコ付いて行きました。ほんで山頂近くまで行ったら、いきなり「ぜんたーい、止まれ!」という声がして全員立ち止まって・・・
毎太:どうした?
嘘吉:「後ろ向け後ろ!」という号令がかかり・・・
毎太:全部のカーネルおじさんがいきなり君の方へ体ごと振り向いたのか!?
嘘吉:そうだす。全員、何百何千という目が僕を見つけてギョッとした顔して。
毎太:「見〜た〜な〜〜」
嘘吉:いや、ニッコリ笑って・・・。
毎太:その方が怖い。
嘘吉:「阪神のオリジナルチキンはいかがですか?」
毎太:言ったのか。
嘘吉:言うなり全員、虎縞のローストチキンに姿を変え、肩組んで「六甲おろし」を四部合唱で歌い始めました。
毎太:アンビリーバボー。
嘘吉:ローストチキンは首もないので、「フレーフレフレフレー♪」と聞こえても、どこから声が出ているのか不明。
毎太:シュールな光景。
嘘吉:歌い終わった途端・・・
毎太:また山頂に向かって行進して行ったのか。
嘘吉:いや、今度は現役時代のランディ・バースの姿になって。
毎太:オーマイガー。
嘘吉:「エクスキューズミー、トイレ貸シテ下サ〜イ」と言うんだす。
毎太:何なんだ、それは〜〜〜〜!!
σ σ σ
毎太:阪神が優勝した思たら、もう10月。秋本番だね!
嘘吉:そろそろ節分の準備せんと。
毎太:そりゃちと気が早い。でも秋は美味しい物が多くていいね。
嘘吉:栗、柿、桃、梨、
松茸、サンマ・・・
毎太:よだれが出そう。
嘘吉:
鈴虫、こおろぎ、バッタ、いなご、赤トンボ・・・
毎太:虫は食わんぞ。やっぱり秋は松茸の土瓶蒸しとか栗御飯がいいなあ。
嘘吉:栗御飯て御飯に栗が入ってるの?
毎太:そりゃ栗に御飯が入ってるわけないだろ。
嘘吉:いや、ところによっては栗のカラに御飯を一匙詰めた物もあるらしい。
毎太:細々としてんな。
嘘吉:それを楊枝ですくって食べる。
毎太:わびしいことこの上なし。
嘘吉:「お母ちゃん、栗ゴハンて、これだけ〜?」
毎太:「ウソ子、無理言うたらあかんで。これさえ食べられん人が世の中にはようけおるんや」
嘘吉:「ほんまに〜?」
毎太:「ほんまや。そやさかい、感謝して食べや。死んだお父ちゃんもお空でウソ子のこと見てはるで〜」
嘘吉:「ほんまに〜?」
毎太:「ほんまや」
嘘吉:「ごめんな、お母ちゃん。わがまま言うて」
毎太:「ええから、さっさとおあがり。明日は一匙のゴハンも食べられへんかもしれんし」
嘘吉:「ほな、いただきま〜す」
毎太:ううう・・・・。
嘘吉:自分で作った話で泣くな〜!!!
毎太:ううう・・・・でもウソ子がかわいそーで、かわいそーで、ううう。
嘘吉:ウソ子はな、そうやって強く生きていくんだよ。栗ゴハンとは名ばかりの栗カラゴハンで。
毎太:ウソ子は大丈夫か、そんな粗末な食生活で。
嘘吉:ウソ子は意外と長生きするんだよ。長寿世界一でギネスにも載るんだ。
毎太:徳之島のギネス婆ちゃん以上に長生きするのか。
嘘吉:そうだよ。毎朝ヨーグルトしか食べないカスピ海の爺さんだって、軽く100まで生きるんだ。栗カラゴハンが負けてたまるか。
毎太:競争心満々だな。
嘘吉:おまけにウソ子は心肺機能と新陳代謝、血液中のコレステロール抑制力に優れ、100歳すぎても目も足もビンビン達者。105歳でエベレスト最高齢単独無酸素登頂、110歳でグレン大佐を越えて最高齢単独無酸素宇宙飛行士だ!
毎太:栗カラゴハンでなあ。ようやるわ。
嘘吉:115歳で「栗カラゴハンで単独無酸素上手」という自伝まで出版。またたくまにベストセラー。
毎太:ドクター中松もビックリ。
嘘吉:120歳で50年下のカーネル・サンダースそっくりの若い男と不倫騒動の末、最高齢単独無酸素妊娠。
毎太:いったいどんな子が産まれたのか。
嘘吉:それが生まれた途端、内股でピョコピョコ跳ねて・・・
毎太:オーマイガー。
嘘吉:「エクスキューズミー、トイレ貸シテ下サ〜イ」と言うんだす。
毎太:何なんだ、それは〜〜〜〜!!!!!!

嘘屋メールマガジンQUICKUSOYA 9/30/03号に「しーもすくんと小猫さん」として掲載。
「ハッカー甲子園」開幕
2003年
8月26日
アナウンサー(以下アナ)「全国一千万人のハッキング・ファンの皆様、こんにちは。2003年8月24日、日曜日。さわやかに晴れ上がった夏空の下、第一回経済産業省主催全国青年ハッカー選手権大会、別名『ハッカー甲子園』が開幕しようとしております。ここ兵庫県西宮市の甲子園球場には地方大会を勝ち抜いた全国の高校、高専、専門学校生チーム、計四十九校がまもなく勢ぞろい。グラウンドに設置されたパソコンネットワークを使い、二日間に渡る死闘を繰り広げようとしております。
『ハッカー甲子園』はシステム防護の優秀な技術者発掘を目的とした世界初の催しで、各チームは自分のサーバーにあらかじめセキュリティー上の穴を開け、相手サーバーの穴を探して侵入、システムをコントロールできるかどうか競い合います。
自分のシステムを「攻撃」から守りながら、相手の「防御」をいかに突破できるかが高得点のポイント。成績優秀チームは経産相が表彰し、優勝者はコンピューター研究で有数の米プリンスメロン大へ国費留学生として派遣される事が決まっております。
午前九時。高らかなファンファーレの音とともに、代表選手たちが入場行進を開始致しました! 綿シャツによれよれジーンズ、スニーカー、ボサボサの髪に眼鏡といった姿が典型的なハッキング健児たち、夏だというのに青白い顔が目立ちます。足並みもパラパラと揃わず、県大会優勝旗を重そうに引きずりながらやっとの思いで行進している様子。・・・彼らはめったに炎天下を歩く機会もないのでしょうか、解説の日本マックラソフト社開発部チーフ・プログラマーの山田さん?」
山田「あるわけないです。ハッカーなんてオタッキーの王者、言わば引きこもりですから。・・・しかし、ハッキングの試合に屋外、しかも炎天下の野球場を選ぶなんて、経産省は何を考えてるんでしょうねえ」
アナ「『ハッカー甲子園』っていうからには『甲子園』、という考えからではないでしょうか?」
山田「単純きわまりない、所詮はお役所仕事です。しかし高校野球が終わったとはいえ、阪神がよく2日間も球場を提供したもんです」
アナ「やはり今年の阪神は余裕があるんでしょう。・・・さて小一時間もかかって全員がやっと整列致しました。ハッキングの名門、神奈川県代表、灯光IT(アイ・ティー)学園の安井順主将が蚊の泣くような声で選手宣誓です。
『全国のハッキングを愛する若人ハッカーの思いを背負い、我々は技術の全てをぶつけることを誓い・・・』
あっ、宣誓の途中で地面にクラクラ〜と倒れる安井くん、貧血でしょうか!? スタンドの観衆から悲鳴のようなため息が聞こえます。ああ、安井君だけじゃない! あちこちで貧血者が担架で運ばれていきます。ああ・・・さすがに体力ないですねえ」
山田「あるわけないです。ハッカーなんてオタッキーの王者、言わば引きこもりですから」
アナ「しかし、今やプログラミングに優れた技術オタッキーは時代の花形。世界的にスマートで明るいハッカーが増えてると聞いてますけど」
山田「(笑)ちょっとあなた・・・ハッキングなんて昼日中に明るい健全な少年がすると思いますか?」
アナ「昼日中に明るい健全な少年がしちゃ駄目ですか?」
山田「絶対しません。夜中に一人、布団から起き出してコソコソ罪悪感を持ってやるからこそ、ハッキングの醍醐味があるのです」
アナ「山田さんも学生時代は夜中に一人でなさいましたか?」
山田「(笑)いや、私の学生時代は石器時代ですから。夜中に一人で罪悪感を持ってやるのは別の・・・」
アナ「(笑)
・・・開会式がようやく終了し、マウンドとバッターボックスに、それぞれ競技用パソコンが設置されました。・・・さあ記念すべき『ハッカー甲子園』開幕第一戦、神奈川・灯光IT学園対愛媛・松山電商戦の火蓋が切られました! 灯光IT学園の先発は、さきほど貧血で倒れた主将の安井君。今、担架で運ばれて来ました。大丈夫でしょうか? 安井君、フラフラ〜と夢遊病者のように立ち上がり、甲子園球場マウンドに設置されたパソコンの前に座ります。あ、安井君、生き生きしてきました! マウスに触るやいなや青白い顔に別人のような赤みが・・・」
山田「彼は真性おたくです。人間よりパソコンに恋するタイプです」
アナ「安井君といえば、忘れもしない二年前、学校のパソコンから防衛庁のホームページに不正アクセス、防衛庁長官の写真をドラエモンに改ざんしたことがありましたねえ」
山田「ああ、あの子か。お咎めはなかったんですか?」
アナ「校長が謝ってすんだみたいです」
山田「(笑)まあ防衛庁長官とドラエモンじゃ、似たようなもんですけどね」
アナ「(笑)・・・復活した安井君、得意のユニックスを生かして松山電商サーバーへの内角を丁寧に突きたい所。安井君に対する松山電商一番打者は、甲子園入りしてからハッキングに本来のキレが戻った主将の川本君です。川本君、バッターボックスに設置されたパソコンの前に座りました。川本君のハッキング打率は7割4分3厘と、安井君の6割2分3厘を大きく上回り、破壊力も十分。特にサーバーの穴を見つけるのには定評があり、要注意です
」
山田「・・・確か川本君って、中学の時に米大使館のサイトに不正侵入、オリジナルの画像をピカチュウのイラストに換えた子じゃないですか?」
アナ「ああ、あの川本オサム君ですか? 当時は随分話題になりましたねえ」
山田「うーん、川本君は優勝しても、留学はできませんね。米国ビザはまず無理でしょう」
アナ「そうですか・・・。まあ日本にとっては優秀な人材が海外流出しなくて安心だともいえますが。あ!たった今、松山電商・川本君、灯光ITの右翼サーバーに目の覚めるような先制ヒット!侵入成功で先手点を挙げました! 対する灯光ITは、安井君が松山電商サーバーに入れず苦しんでいます。
川本君、すでに灯光ITのシステムをコントロール、改ざんを開始しました。・・・苦戦する灯光、ここで代打の登場です。まだ1年生の博多優一君です」
山田「まあ可愛い! クレヨンしんちゃんソックリの顔してますね」
アナ「手元のデータによりますと、博多君のハッカー打率何と9割9分9厘。参加者中第一位です。愛読書は『ザ・ジョイ・オブ・ハッカー・セックス』」
山田「(笑)可愛い顔してすごいものを」
アナ「さあ博多君、攻撃開始・・・・あ、入った、入りました! いきなりホームラン! 無敵の松山電商左翼サーバーにわずか1秒で侵入に成功しました!」
山田「可愛い顔してすごい奴です。彼は脳内で瞬間的に脆弱なシステムを探り出したんですね!」
アナ「博多君さっそく改ざんを開始。どんどん書き換えていきます。松山電商、手も足も出ません。凄いスピードです、超人的なスピードです、キーボードを打つ指が速すぎて肉眼では見えません! 人間業とは思えません! ロボットか人間か!?」
山田「あ、あの博多君か、今思いだした! 彼はほら、5年前、アメリカの小学校のパソコンから米マックラソフト「ウィンダス」の脆弱性を突いたハッキングをして、米連邦準備銀行(Federal
Reserve Bank)
のシステムを24時間アクセス不能にする騒動を起こしましたよ」
アナ「そうそう、そんな事件がありましたねえ。大手商社ニューヨーク駐在員の息子の仕業だとわかった時は大変でした」
山田「あれでうちは大損害。博多君一家は日本に強制送還され、警視庁ハイテク犯罪対策センターにも書類送検されたはずです。以後、ハッキングは御法度になったはずでしたが・・・」
アナ「ハッキングの名門、灯光に入ったのは、やっぱり止められなかったんでしょう。まあ止めるには惜しい才能というか病気というか」
山田「いや、あの事件さえなけりゃ大した逸材です。顔も可愛いし、うちに来て欲しいくらい。(笑)しかし、なんか・・・スネに傷持つ参加者が多いですね、ハッカー甲子園て・・・」
アナ「(笑)そうですか? (1時間経過) ・・・さあ試合終了のサイレンが鳴った! 博多君の大活躍で灯光ITの逆転大勝利です! 灯光ITナイン、大喜びで抱き合っています。ポールに灯光ITの校旗が高々と昇り、校歌斉唱。選手の唱う爽やかな歌声を聴きながら、破れた松山電商ナイン、泣きながら甲子園の電磁波を拾って去っていきます・・・。さようなら、白球、いや、ハッキングを追う健児たち。ハッキングに磨きをかけてまた来年、甲子園で会いましょう。スタンドからも暖かい声援と拍手が送られております。いやあ感動的な試合でしたねえ、山田さん」
山田「ええ・・・でも今思いだしたんだけど・・・」
アナ「なんでしょう?」
山田「ハッカー甲子園て・・・今年は中止になったんじゃなかったっけ・・・経産省が『システム不正侵入を煽るコンテストだと誤解された』とか言い出して」
アナ「(笑)そう言えばそうでしたね」
山田「じゃあ、これはいったい・・・あれ? グラウンドに誰もいない・・・みんなどこ行ったの?」
アナ「では中継はこのへんでお別れです。解説の山田さん、今日はありがとうございました」
山田「あの・・・」
アナ「全国一千万人のハッキング・ファンの皆様、そしてハッカーの皆さん、もし運が良ければ『ハッカー甲子園』二日目でお会いしましょう。ここ甲子園球場、若人の汗と涙、そして栄光のハッカー甲子園からお別れです。たぶんまた明日、さようなら。(そそくさと帰り始める)」
山田「あのちょっと、どこ行くの、貴方・・・」
アナ「さ、山田さん、急いでっ!」
山田「急ぐって・・・」
アナ「早く逃げないと捕まりますよ! 甲子園ハッキング、いや、甲子園ジャックしてやってんだから、これ!(逃げ出す)」
山田「うわあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!(後を追う)」
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「全国一千万人のハッキング・ファンの皆様、こんにちは」 |
<イラク特措法案>可決後 大バトル開始
200
3年7月28日
25日午後5時半から参院外交防衛委員会が再開され、「応援」議員や傍聴人ら約200人で埋まる中、与党側がイラクへの自衛隊派遣を可能とするイラク復興特別措置法の強行採決を行った。これに先立ち、野党4党が共同提出していた少泉内閣不信任決議案が、午後の衆院本会議で否決された。
“ゴング”が鳴ったのは午後7時半。少泉首相が退席し、遅松委員長が質疑の終了を宣告した直後だった。参院委員会室に突如として北海道名産の産地直送販売ワゴンが現れ、販売員が投げ売りを開始。新鮮な夕張メロンや生きているタラバガニ、ウニ、イクラなどが市価より5割〜6割安で売られ、中元シーズンとあって議員同志が腕を掴み、足を引っ張って取り合う大バトルとなった。
その後、騎馬合戦が小1時間ほど続いたが、やはりバーゲン馴れした主婦層が底力を見せ、自由党の盛ユーコ議員(44)が大躍進。男性議員の頭をヒョイヒョイと八艘飛びして販売ワゴン前に到達し、同じく中元用の夕張メロンを狙う現役プロレスラーの大魔仁議員(45)と正面から激突した。
盛議員はメロンを我が物にしようとする大魔仁議員を、まず肩の上に飛び乗ってボディープレス。引きずり降ろそうとする与党議員らにスカートを引き裂かれながらも、太もも全開の右飛び膝蹴りで反撃。さらに毒舌を吐きながら大魔仁議員に強烈な頭突きと肘鉄で致命傷を与え、悠々とメロン数個を持参の買い物袋に詰めこんだ。
尚、この間、遅松委員長は与党議員らに担がれて無事に避難したが、民主党の峪議員(66)は足を引っ張られて倒れ、胸などを強く打って病院に運ばれた。
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盛議員(右上)。足を引っ張られているのが峪議員。床上はチャンスとばかりに逃げ出すタラバガニ。参院外交防衛委員会で。 |
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世相漫才:毎太(まいった)くんと嘘吉(うそきち)くん
200
3年6月7日
毎太:毎太で〜す。
嘘吉:嘘吉で〜す。
毎太:しかし困ったもんだ。漫才やってくれって頼まれたけどアイデアが浮かばないよ。
嘘吉:ZZZZZZZZZZZZZ・・・
毎太:おいおい、いきなり寝るなっつーの!
嘘吉:いや、寝たらなんか思いつくんちゃうかなと思て。
毎太:いきなり関西弁かよ。
嘘吉:そやかて漫才は関西弁でした方がおもろいやんけ。
毎太:「やんけ」とはなんだい、「やんけ」とは! しかし君が関西弁使えるとは意外だね。
嘘吉:ミーはおフランスの河内育ちやさかいに。おみゃー知らんかったんけ?
毎太:シェー! ちっとも知らんかったざます! しかし関西と言えば、こ ないだのSARS騒動はすごかったね。
嘘吉:ほとんどパニック状態。地下鉄の吊革まで消毒してからに。
毎太:「鎖国しろ!」なんて言う人までいたよね。
嘘吉:関西空港じゃ「SARS」と書いた絵を踏まんと入国もでけへん。
毎太:おいおい。
嘘吉:入国したさに無理に踏んでしまう「転びSARS」が続出。
毎太:してないって。
嘘吉:道歩いてても、「SARS!」と一声叫んだだけで回りの人が去るず。
毎太:しょうもない駄洒落を。しかしそれで強盗する悪い奴が中国にはいる らしいよ。
嘘吉:「俺はSARSだ。金を出せ、ゴホン!」咳しただけで大金がドバ〜!
毎太:そう上手くは行かんだろ。でも台湾じゃマスク不足で大変だってね。
嘘吉:マスクがないからブラジャーまでマスクにしてるんやて。
毎太:予防が必要だからな。
嘘吉:恋人同志でもマスクの上からキスするらしいで。
毎太:嘘のようなホントの話。
嘘吉:結婚式でもマスクが離されへん。
毎太:ウエディングドレスにマスクか・・・まあ色は合ってるけどね。
嘘吉:ベッドインもマスク込み。
毎太:そこまでするのか。
嘘吉:服は脱いでもマスクは脱がず。板垣死すともマスクは脱がず。
毎太:板垣退助にマスクさせんなよ。
嘘吉:「天は顔の上にマスクを作らず。鼻の下にはマスクをすべし」ってなもんで。
毎太:どっかで聞いたような台詞だな。
嘘吉:「ボーイズ・ビー・マスク、少年よ、マスクになれ!」
毎太:少年がマスクになってどうすんだよ。
嘘吉:「Mehr Mask! もっとマスクを!」ゲーテも死ぬ直前に訴えた。
毎太:訴えてねえって!
嘘吉:なにしろ初夜のベッドで、無理に新妻のマスク取ろうとして殺傷ざたに なったカップルまでおるんやて。
毎太:ほんとかよ。
嘘吉:「貴方やめて! 後生だから!」嫁ハンが泣いて頼む。そこを婿ハンが
無理矢理マスクをビリーッ。「オーマイガーッ!!」婿ハンと嫁ハンが同時に叫ぶ!
毎太:どしたんだよ。
嘘吉:見たこともない女性が目の前に!
毎太:アンビリーバボー。
嘘吉:どこで誰と間違えたのか。
毎太:本物の嫁ハンはどこに消えたのか。
嘘吉:いや、どうやら嫁ハンのマスクはずした顔を見たことなかったというのが真相らしいわ。
毎太:そりゃ怖い。ぞぞっ!
嘘吉:ぞぞぞっ!
毎太:ぞぞぞぞぞっ!
嘘吉:ぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
毎太:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
嘘吉:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞっ!
毎太:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ・・・いつまでこれ続くの?嘘吉:ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ・・・さあ、ず〜〜っと続くんとちゃうか? ず〜〜っ・・・
毎太:さあ、ず〜〜・・・SARS かよ!
しょうもない駄洒落をまた・・・
嘘吉:ZZZZZZZZZZZZZ・・・
毎太:おいおい、漫才しながら寝るなっつーの!
σ σ σ
毎太:早いね。もう6月だ。梅雨入り間近。
嘘吉:梅雨が明けたらもうお正月。
毎太:そりゃ気が早すぎる。でも中国じゃSARS騒ぎも一息ついたってね。
嘘吉:ジャコウネコ科のハクビシンの持ってるウイルスが原因やねんて。
毎太:ジャコウかマイケル・ジャクソンか知らんが、あんまり変わったもんは 食わねえに限る。
嘘吉:マイケルだけは絶対食べたらあかんで。こらっ、やめときなさいって!
毎太:誰がマイケル食べてんだよ。しかしハクビシンは日本の関東地方に結構生息してるんだってね。元々は外国産らしいけど。
嘘吉:あっ!
毎太:な、なんだよ。
嘘吉:ハクビシンて鼻の真ん中に白い線入ってる?
毎太:そうだよ。ハクビシンは漢字で「白鼻芯」て書くんだよ。どっかで見たのかい?
嘘吉:昨日、うちの庭石の上で昼寝してはったわ。
毎太:ハクビシンが君んちの庭に!?
嘘吉:ほんでな、僕、アライグマかと勘違いして。
毎太:どしたんだよ。
嘘吉:「ラスカルくん、こんにちは!」と声かけてしもた。
毎太:「あらいぐまラスカル」か。そしたら?
嘘吉:目を覚ましたハクビシンがじっと僕を見つめて、「何かご用ですか?」と冷静な表情で言うんだす。
毎太:ハクビシンが言葉を話すのかよ!? アンビリーバボー。
嘘吉:意外とインテリ風でした。黒縁の眼鏡かけて。
毎太:新聞でも読みそうだな。
嘘吉:株式新聞持ってたような。
毎太:投資家かよ。ハクビ信金勤務とか。
嘘吉:僕は、「いや、別に用というほどの用はないんですが」と答えたんだす。
毎太:お前もやけに丁寧だな。
嘘吉:そしたらハクビシンが会釈して、「すいません、ちょっと息抜きさせてもらってます」と言うんだす。
毎太:ますます丁寧だな。
嘘吉:それからマタタビ入りのタバコを一服して・・・
毎太:喫煙猫。
嘘吉:二人で小泉内閣のデフレ対策について熱い議論を交わしました。
毎太:最近の猫もやるねえ。
嘘吉:小一時間ほどしてから、ハクビシンは「じゃ、そろそろ失礼します」言うて、またペコリとお辞儀をして・・・
毎太:最後まで礼儀正しい。
嘘吉:ご丁寧に去り際に一発かましていかはりました。
毎太:オーマイガ〜。
嘘吉:その破壊力の凄いこと! 辺り一面真っ黄色。僕の目の前真っ暗。あれは動物に姿を借りた生物化学兵器だったに違いおまへん!
毎太:そりゃたぶんハクビシンじゃなくてスカンクだったんじゃねえか? しかし関東地方に日本語話すスカンクがいるとは知らなかったな。
嘘吉:おかげで僕の鼻はマイケル・ジャクソン状態。昨日からず〜〜っ・・・
毎太:壊滅してるってか。
嘘吉:ZZZZZZZZZZZZZ・・・
毎太:また! 漫才しながら寝るなっつーの!!

嘘屋メールマガジンQUICKUSOYA6/3/03号に「しーもすくんと小猫さん」として掲載。
海外渡航される皆様へ 外務省からのアドバイス
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世界保健機関(WHO)は3日(日本時間4日)現在の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の世界での感染状況を、死者数435人、感染者(感染可能性例を含む)数6234人と発表しました。感染地域に海外渡航を予定されている方は、うがい・手洗いの励行等SARS感染予防に厳重な注意をお願い申し上げます。
尚、中国政府の発表によりますと、先月末までに世界94カ国が新型肺炎(SARS)感染防止のため中国人へのビザ発給を一時停止しているそうです。このようにSARSに対して各国が警戒を強めている現在、各地で中国人のみならず、マスクをしたアジア人全体をSARS感染者と見なし、レストランや劇場への入場を拒絶したり、合席を断わるなど、不愉快な「アジア人外し現象」が報告されています。
そこで外務省では、風邪、喘息、花粉症、慢性気管支炎、その他の持病で始終咳こむ方、マスクを愛用なさる方に、海外渡航の際、以下のデザインのシャツ(外務省オリジナル)を着用して航空機内や現地の人に気配りすることをお勧めしています。製品はすべて外務省推薦の国産・綿100%でSS、S、M、L、XL、XXLの男女共用6サイズ。色は、白、黒、抹茶、あずき、コーヒー、ゆず、桜、の青柳ういろう七色で、半そで、長袖、七分袖、ノースリーブ、提灯袖、キモノ袖、と取り揃えてございます。
ご購入は各都道府県の旅券申請科・外務省インターネット(http://www.gaimu.go.jp/)までお気軽にどうぞ。明るく楽しい海外旅行のお供に、是非お買い求め下さいませ。(今、ご購入になりますと、希望者のみ川口外務大臣のサイン入りマスクをプレゼント)